『スイッチョねこ』 朝倉 摂 絵 大佛 次郎 文 青幻舎 22x27cm
『スイッチョねこ』
朝倉 摂 絵
大佛 次郎 文
青幻舎
ある月夜に、子猫の白吉(しろきち)の身に起こったできごとのお話。
白ねこの白吉は虫が食べたいので木の下に座って虫を待ち構えていましたが、
眠くなって大きなあくびをしたところ、ちょうど口の中へ、
何か飛び込んできたのを夢中でごくんとのんでしまいます。
「おや、虫だったのかな。」
と、気がつきましたが、まるのみにしてしまったので、
あじもなにもなく、つまらないのでした。(本文より)
夏に生まれた子ねこたちが、思わぬ出来事に遭遇しながら、
はじめての秋を過ごします。
お話の始まりは、
“いろいろな虫が庭へきて鳴くようになった“初秋の頃のよう。
お話の終わりには季節は進み、
“こたつがほしくなるような涼しい晩“と書いてあります。
白吉とスイッチョ、秋の季節の微妙な移りと、
夜空にポッカリと浮かんだ月にも注目。
今より少し先の秋晴れの日が続く季節を想像する
美しい絵本です。
不朽の名作絵本『スイッチョねこ』が新たに刊行され、
2022年7月初版、新書の絵本です。
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