なまえのないねこ 竹下文子 文 町田尚子 絵 小峰書店 28×22cm
「いいな、ぼくも なまえ ほしいな」
「じぶんで つければ いいじゃない。
じぶんの すきな なまえをさ。
ねこ いっぴきぶんの なまえくらい、
さがせば きっと みつかるよ」 (本文より)
なまえのない ねこがいました。
好きな名前を探そうとしました。
街を回って、探して、でも見つかりません。
どれも違う。なんか違う。
雨が、なかなか止まなくて
なまえのない ねこは、
心の中も雨の音でいっぱいになります。…
ラストは、心温まるストーリー。
なまえのないねこが、
本当に欲しかったものとは。…
写真11枚目に、作者の紹介をあとがきより
掲載させていただきました。
弟12回MOE2019絵本屋さん大賞第1位の絵本です。