アントワネット わたしのたいせつなさがしもの ケリー・ディプッチオ 文 クリス・ロビンソン 絵 木坂 涼 訳 講談社 30x24cm
『アントワネット』
わたしのたいせつなさがしもの
ケリー・ディップチオ 文
クリスチャン・ロビンソン 絵
木坂涼 訳
講談社
「わたし、なにが とくいなんだろう」
アントワネットは、小さな声で言いました。
アントワネットには、お兄ちゃんが3匹いますが
みんなそれぞれに得意なことがあって・・。
でも、アントワネットは
まだ自分が何が得意なのかわかりません。
ブルドッグのお母さんにとって、
子どもたちは、どの子も大事で、
どの子も特別。(どのお母さんもそうですが)
お母さんは、
「大丈夫、あなたにもきっと何か見つかるわ。
だからしょんぼりしないで」
と励まします。
そんなある日、
アントワネットは公園での出来事から、
思いがけない勇敢な力を発揮し、
自分の得意なこと開花させます。
サブタイトルにもなっている、
“わたしのたいせつなさがしもの“
とても素敵なお話です。