ちいさなうさぎのものがたり アルヴィン・トレッセルト ぶん レナード・ワイスガード え ロクリン社 26x21cm
『ちいさなうさぎのものがたり』
アルヴィン・トレッセルト ぶん
レナード・ワイスガード え
ロクリン社
あたたかい巣穴の中で生まれた、
3びきの子うさぎ。
母さんうさぎはすぐに、
「生きていく上で大切なこと」
を、子どもたちに教えます。
母さんうさぎに育てられ、大きくなり、
子うさぎたちは、遊びながら
自分の身を守ることを学んでいきます。
そして、やがてひとりだちして、
1ぴき1ぴき、巣立っていきます。
ある日、3びきの中の1ぴき、
リトル・ラビットは農家の畑の野菜を食べようとして
農夫の仕掛けたワナにかかってしまいます。
リトル・ラビットは農夫の家の
優しい男の子に飼われることになります。
「リトル・ラビットは きりでしっとりした秋の空気をすうと、自由に はねまわっていたころの 生活を おもいだしました。」・・
(本文より)
リトル・ラビットは誰のものでもない
自分の生きる道を、
自分で選んで進んでいきます。
大自然の中で立派に成長していく子うさぎの姿、
命の巡りを伝えてくれる
心温まるお話です。