アンガスとあひる マージョリー・フラック さく・え / 瀬田貞二 やく / 福音館書店 18×25cm
あるお家に、アンガスという、
スコッチ・テリアの子犬がいました。
アンガスはなににでも興味を持ち、
見るもの、嗅ぐもの、なんでも知りたがりました。
外のことも知りたいアンガスでしたが、
かわ紐のせいで、調べられません。
アンガスが一番知りたかったのは、庭の境の生垣のむこうがわ。
そこから聞こえてくる騒がしい音の正体でした。
そのおとはガーガー、ゲーック、ガー!
といっていますが
ゲーック、ゲーック、ゲーック、ガー!
という時もあります。
ある日のことおもてとの境のドアが開家っぱなしになっていて、
かわ紐も付いていなかったので
アンガスは、それっと、
表に飛び出します。…
アンガスが自分で体験した
小さな冒険のお話。
それまでなんでも知りたいと思っていたアンガスでしたが、
なにごとも知りたくない!と思わせるような
体験をします。
スコッチ・テリアの
可愛い、アンガスのおはなしです。
作者の紹介を写真16枚目にあとがきより掲載いたしました。