「おとうさんの庭」 ポール・フライシュマン 文 バグラム・イヴァトゥリーン 絵 藤本朝巳 訳 出版社 岩波書店
「おとうさんの庭」
ポール・フライシュマン 文
バグラム・イヴァトゥリーン 絵
藤本朝巳 訳
出版社 岩波書店
むかし、あるところに、ひとりの農夫がすんでいました。動物たちをこよなく可愛がり、大きく育って行くのが何よりの楽しみな心の温かい人でした。
農夫にははたらきものの三人の息子がいて、一日中歌いながら働いていました。…
舞台はアメリカの開拓時代。農業や牧畜は天候に影響する、家畜の命にもかかわる。
大変な生活の中でも農夫は息子たちに夢を持つことの大切さを教えています。
農夫は息子達ひとりひとりに、伸びていく生け垣を様々なものに刈り込み、進むべき職業を決めさせます。とてもユニークな展開があり、ストーリーが明るく楽しくなります。
「毎日、しっかりみなさい。よく観察することだ。生け垣はおまえに答えをだしてくれるよ。もちろんお前が自分で刈り込みをしなければならないがね」
農夫は、あかあかともえるまきストーブのように、こころのあたたかいひと…
こちらまで心がポッとあたたかくなるお話です。
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