『Life ライフ』 作・くすのきしげのり 絵・松本春野 瑞雲舎 20x23cm
『Life ライフ』
作・くすのきしげのり
絵・松本春野
瑞雲舎
町の外れに「ライフ」という小さなお店がありました。
でも、誰かが働いているわけではありません。
何かを売っているわけでもありませんでした。
お客さんは「ライフ」で必要なものや気に入ったものがあれば持って帰ります。
その代わり自分が使えなくなったものや誰かに使ってもらいたいものをそっと置いていくのです。
ある年の冬の、「ライフ」に訪れたお客さん達の、素敵なやりとりと春の訪れが描かれています。
今日も「ライフ」には、誰かが何かを置いていき、何かを持ち帰っている。
そう、見えるものも、見えないものも。…
ほっと心温まるお話です。