『ねえねえ、もういちどききたいな わたしがうまれたよるのこと』 ジェイミー・リー・カーティス 作 ローラ・コーネル 絵 坂上香 訳 偕成社
『ねえねえ、もういちどききたいな わたしがうまれたよるのこと』
ジェイミー・リー・カーティス 作
ローラ・コーネル 絵
坂上香 訳
偕成社
ねえねえ、もういちど ききたいな。
わたしがちっちゃくて すてきなあかちゃんだったってこと。
………
ねえねえ、もういちど ききたいな。
わたしを はじめて うでにだいて、「わたしのかわいいあかちゃん」ってよんでくれたときのこと。
ねえねえ、もういちど ききたいな。ママはうれしくってなきだしちゃったんでしょ。……
女の子は自分が生まれた夜のことを聞くのが好き。
何度も何度も両親にせがみます。
家族や愛情にもいろいろな形があることを教えてくれる絵本。
挿絵の細部に温かみとユーモア、両方があり、最後までじっくり見たくなる
心温まるお話。
女の子の幸せいっぱい、“ききたい“があふれています。