『ぼくつかまらないもん!』 マーガレット・ワイズ・ブラウン 文 なかがわちひろ 訳 長野ヒデ子 絵 あすなろ書房
『ぼくつかまらないもん!』
マーガレット・ワイズ・ブラウン 文
なかがわちひろ 訳
長野ヒデ子 絵
あすなろ書房
うさぎのぼうやが、ある日遠くへ行きたくなって。
「ぼく、いえでしようかな」
おかあさんうさぎは、
「あらたいへん。おまえはわたしのだいじなぼうやだもの。
おいかけていかなくちゃ」と、言います。
「おかあさんがおいかけてきたら、ぼく、おさかなになる。」
「ぼうやがおさかなになったら、おかあさんはりょうしになって…」
と、会話が続きます。
母と子の追いかけっこの空想、見ていて微笑ましい気持ちになります。
マーガレット・ワイズ・ブラウンさんの傑作が、画家、長野ヒデ子さんの絵で描かれた絵本。
親しみやすく、小さなお子様に膝の上で読んであげると楽しそう。