『とんがりぼうしのオシップ 赤い糸のぼうけん』 作・アンネマリー・ファン・ハーリンゲン 訳・野坂悦子 BL出版 28x24cm
『とんがりぼうしのオシップ
赤い糸のぼうけん』
作・アンネマリー・ファン・ハーリンゲン
訳・野坂悦子
BL出版
とんがりぼうしのオシップは、焼いたばかりのパンが冷めるのを待っていました。
友達のワワに食べてもらいたくて。…
待つのが苦手なオシップは、ワワが帰ってくるまでじっとしていられません。
「あっ、これは、なんだ?」
オシップは、赤い色の端っこを見つけ、たぐり始めました。
パンが冷めるまで、ワワが帰ってくるまで…と思っていたのですが、赤い糸は、ずっと、長ーく、遠くまで続いているようです。
どこまで続いていくのでしょう。
ホッと幸せな気分になれる絵本です。
世界各国でワークショップなどを行うオランダ生まれの作者が描いた絵本。
このお話の赤い糸も、いろんな世界を見せてくれます。