レミーさんのひきだし 斉藤 倫・うきまる 作 くらはし れい 絵 小学館 28x19cm
『レミーさんのひきだし』
斉藤 倫・うきまる 作
くらはしれい 絵
小学館
ひとり暮らしの、
おばあさんのレミーさんのおうちには、
レミーさんが大切にしている、
小さな、タンスがありました。
そのタンスからは、
時々小さな声が聞こえてくるのでした。
「あなたはだれ?」
「おれはガラスびんさ あんたは?」
「わたしは チョコレートのはこです」
こばこは できるだけしっかりとこたえました
「そんなに ちいさいのに?」
ガラスびんは じろじろとながめました。…(本文より)
レミーさんと、
引き出しの中の、
役目を終えた箱や瓶、
リボンや毛糸玉。
季節は過ぎていき、
素敵な出来事が待っています。
役目を終えた自分にも、
また新しい役割があるはず…。
レミーさんと、そして・・・
次の出番をまつ小物たちの素敵なお話です。