どうぶつえんのピクニック アーノルド・ロベル 文・絵 舟崎克彦 訳 岩波の子どもの本 岩波書店 16×20cm
動物園の動物たちは、悪い風邪にかかってしまいました。
動物のお医者さんは、
「狭いオリに入っているばかりだから、
たまには海にでも連れて行っておあげなさい」と
飼育係のマスターさんに言いました。
マスターさんは、動物たちの風邪が治ったある日
ピクニックのお弁当をこしらえ、
バスを借り切って、海へ出発します。
その日の出来事がとても楽しくて
夢のような一日になります。
海のあと、遊園地へ行ったのですが、あまりに楽しいので
動物たちは、帰りたくないと言い出してしまいます。
そこでマスターさんは工夫をします。…
マスターさんの動物たちに対する愛情、優しさも
伝わってきます。