「旅するベッド」
ジョン・バーニンガム作
長田弘訳
ほるぷ出版

ジョージーが古物屋で買ったベッドは、
どこへでも自由に旅のできるベッドなのだそう。

「ゆかいなベッドなんだよ、すごいんだ　このベッドでねると旅ができるんだよ」

ジョージーが世界のいろいろな場所へ、
ベッドで旅をします。


これは夢の中なのか、現実なのでしょうか。


海に行ってイルカと泳いだ次の朝には
ベッドのまわりはびしょびしょになっていました。


ジョージーは夏休みの間に、
ベッドのことなんて忘れて、
家族みんなで海に出かけます。

帰ってくるとそのベッドは、
真新しいベッドに変わっていました。


「あのきたない　ふるいベッドは　
きょう　そだいゴミにだしたわ」

とおばあちゃんが言いました。…


動物や、海賊、魔法使い、…
ジョージは、「旅するベッド」と一緒に
実にワクワクドキドキするいろんな冒険をします。

作者ジョン・バーニンガムさんの自然や、生き物たちへの
溢れる愛を感じます。


捨てられてしまったベッドは果たしてどうなったのでしょう?


続きは是非お手に取って読んでみてください。