「エイモスさんがかぜをひくと」
フィリップ・C・ステッド　文
エリン・E・ステッド　絵
青山　南　訳
光村教育図書

…どうぶつえんでは、やることがたくさんありました。
でも、いつも、なんとか時間をつくって、おともだちのところにでかけます。…
（本文より）

動物園に勤めるエイモスさん。

毎日早起きをして、朝食のシリアルや紅茶に入れるお砂糖に話しかけ、
パリッとした制服に着替え仕事に出かけます。

毎日とても忙しいのに、動物たちと
個々にゆったり触れ合う時間を
大切にしているエイモスさん。

そんなエイモスさんが、
ある日風邪をひいてしまい、
動物園をお休みすることになりました。

さあ大変、
みんな待っています。


「エイモスさんは、どうした？」
みんな気になってしかたありません。


動物たちは、いったいどうしたでしょうか？…


エイモスさんとそれぞれに個性的な、
可愛い動物たちとの触れ合い。

物語の中では、静かに、
ゆっくりと時が流れていきます。

登場人物の優しさ溢れる
素敵なお話です。