だれかさん 文 内田 麟太郎 切り絵 今森 光彦 アリス館 24x16cm
ねことねずみの愉快な友情の物語。
昼寝から目覚め、
お互いに、
ねこはねずみを かわいいなあ と
ねずみはねこを やさしそう と
やがて…
ははははは
ふふふふふ
と、お互いが笑い出すほど楽しくて
ねことねずみの
意外なふれあい。
美しい切り絵と
テンポの良い文章が
笑を誘います。
「だれかさん」題名にも意味の深さを感じます。
友情、しかしただの友情ではない
実はシュールな物語なのか…
余韻が残り、想像を掻き立てます。