ジョニーのかたやきパン ルース・ソーヤー 文 ロバート・マックロスキー 絵 こみや ゆう 訳 岩波書店 27×21cm
昔、メリーという名のおばあさんと、グランブルという名のおじいさん、それから、
手伝いのジョニーという男の子がいました。
3人はとんがり山の中腹にある、丸太小屋に住んでいました。
ジョニーは、働きながら、いつも口笛を吹いていました。
ジョニーのお気に入りはとても陽気な曲でした。
ある晩、飼っていた、にわとりがキツネにさらわれ、
次の晩には、羊がおおかみに、さらわれてしまいます。…
だんだんと食べ物がなくなってきて、
とうとうジョニーは家を出されてしまいます。
でも、おばあさんが持たせてくれた、
「かたやきパン」が
ジョニーと、おじいさん、おばあさんを
思いがけない方法で、助けてくれることになるとは…
誰も知りませんでした。
心温まる楽しいお話です。
作者の紹介を、あとがきより
写真10枚目に掲載いたしました。