ぼくのおとうさんはきょうりゅう?? ぶん むらさき りや / え むらせ かおり 文芸社 19x27cm
ぼくの おとうさんは すごく おおきな
いきものを かっているんだ。
このあいだ、 あさ、 おきたら
ステゴサウルスに であったんだ
とてもおおきくて
びっくりしたよ。
(本文より)
毎晩違うきょうりゅうに出会える ぼく。
そのきょうりゅうの正体とは…?
作者のむらさきりやさんが、自らの体験から、
書かれたお話です。
はじめはミステリー小説になるかもしれなかった…
というこのお話。
むらさきさんのお孫さんの一言が
きょうりゅうと結びつけてくれたのだそうです。
ともすると嫌われてしまう「いびき」について
悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
この絵本は、きょうりゅうの鳴き声に例えて
いびきを、ユニークに優しく受け止めています。
捉え方ひとつで、
いびきも愛おしく思えるのかも。