12つきのおくりもの スロバキア民話より 石井 睦美 文 メグ ホソキ 絵 フレーベル館 28×22cm
朝起きてから、夜眠るまで、
マルーシカは働きづめでした。
どんな仕事も嫌がらずにやるマルーシカは
ますます美しい娘になっていきました。…
優しくて、美しいマルーシカが、
まま母とその娘にいじめられるお話ですが、
哀れなヒロインだけでなく、
12の月の精に愛されるヒロインとしての魅力に溢れています。
そして何よりも素晴らしいのは月の精たちによって繰り広げられる季節の風景です。
(監修をされた西本鶏介さんのあとがきより)