ビュンビュンきしゃをぬく バージニア・リーバートン 絵 / アーナ・ボンタン&ジャック・コンロイ 文 / ふしみ みさを 訳 / 岩波書店 22×24cm
ビュンビュンは、あまりに走るのが速いので
列車がのろく見えてしまうのです。
おまけに、その走りっぷりときたら、実に軽やかで、
楽しげなのです。
人々は、列車がわざとゆっくり走っているのに違いない、
と思いました。
そして口々に、もう列車なんか乗るものか、と
言い始めました。(本文より)
ビュンビュンと飼い主のゴウゴウ、
そして駅長さん。
足の速いビュンビュンを取り巻く楽しいお話です。
表紙を広げて一枚の絵のようにして眺めると
いかにビュンビュンが速いかよくわかります。
作者の紹介を写真16枚目に
あとがきより掲載いたしました。