梨の子ペリーナ (イタリアのむかしばなし)イタロ・カルヴィーノ・再話 関口 英子・訳 酒井 駒子・絵 BL 出版 29×22cm
昔々、1本の梨の木を育てている男がいました。
この木からは、毎年、かご4つ分もの梨が取れました。
それをそっくり王様におさめなければなりませんでした。
ある年のこと、梨はかご3つ半しか実りませんでした。
さてどうしたものかと途方にくれた男は
末の娘をかごに入れ、上から葉っぱをかぶせました。
(本文より)
梨の木に守られた、心優しく勇敢なペリーナ。
イタリアに伝わる幻想的な物語。
作者紹介を写真12枚目に掲載いたしました。