こぶたのピクルス 小風 さち 文 夏目 ちさ 絵 福音館書店 22×19cm
朝、こぶたのピクルスが、学校へ行く前に、お母さんと一緒に、
忘れ物がないか確認をするところから
お話ははじまります。
そして「行ってきます!」と元気よく、
ピクルスはスキップしながら出かけます。
この一冊の絵本に、4話のお話が入っています。
「ピクルスのわすれもの」という1話目のお話から。
「ピクルス、大事なことを忘れてないかい?」
「大丈夫、ぼくは忘れ物がひとつもないの。」
学校へ行くまでの道のりを、
行く途中に出会った動物たち
と会話して、お話は進んでいきますが…。
ピクルスは、肝心なことをすっかり忘れていて。
とても可愛いくて楽しい、
こぶたのピクルスのお話です。
少し字は多目ですが、全ページに絵があります。
物語が大変面白く、親しみやすいので絵本から児童書への移行期の
最初の一冊としてもふさわしいと思います。