よこいしょういちさん ぶん・え かめやまえいこ ゆいぽおと 22x30cm
「よこいしょういちさん」
ぶん・え かめやまえいこ
ゆいぽおと
敗戦後75年
昭和を生きた横井正一さんが、今を生きる私たちに
伝えたいことは…。
28年もの間、グアム島で一人生き抜いた横井庄一さんの
彼の人生全てが、絵本になっています。
「はずかしながら、生きながらえて帰ってまいりました」
帰って来た横井さんの口から出たこの言葉は、
当時、多くの人々の心を打ち、
横井さんは一躍有名になりました。
「横井さんは、人を殺すために作られた武器を
生きるための道具に作り替えたのです。
ひとりぼっちの 横井さんにとって
ものを作るよろこびが、大きな 心の支えになりました。」
(本文より)
横井庄一さんという一人の人間が
生まれてから、戦争に巻き込まれていく様子、
なぜ、グアム島で一人で生活をすることになったのか、
どのようにして日本に帰ってこられたのか…
その後の人生はどうだったのか…
全貌が、この切り絵の絵本、一冊のなかに収められています。
横井庄一さんからの、強いメッセージが
感じられる絵本です。
わかりやすい文章で、
小学生くらいから大人の方まで
おすすめします。