おまたせクッキー ハッチンス さく 乾 侑美子 やく 偕成社 21×26cm
おかあさんが焼いたクッキーを、
友達と一緒に食べる、素敵なおやつの時間。
でも、食べようとすると、玄関のベルがなり、
友達がだんだん増えてきて・・。
ハッチンスさんらしい、楽しい絵本でつい繰り返し読んでしまいます。
(訳者の乾侑美子さんの絵本の説明より)
クッキーをみんなで分けるから、
お友達がきてくれて嬉しいのですが、
自分が食べられるクッキーの数はどんどん減っていきます。
でもお友達は多い方が楽しい。
お友達が次々増えていき、クッキーはいつ食べられるの?
でも最後は安心、温かい家族の姿がそこにあります。
作者 パット・ハッチンスさん
イギリスのヨークシャー生まれ。
美術専門学校でイラストレーションを専攻。処女作「ロージーのおさんぽ」以来「風がふいたら」「おたんじょうびおめでとう」などフレッシュでユニークな作品を生み出し、世界的に評価されている。
訳者 乾 侑美子さん
東京生まれ。お茶の水女子大教育学部卒業。家庭文庫活動を経て児童文学の研究、翻訳に励む。主な訳書に「昔話の魔力」「いたずらねこのスニーカー」「せかい一わるいかいじゅう」などがある。