もっとおおきなたいほうを 二見正直 作 福音館書店 こどものとも絵本 19×27cm
おうさまは、大砲をひとつ持っていました。
それは先祖代々より伝わる、立派な大砲でした。
おうさまはこの大砲が大変お気に入りで、
これを打ちたくて打ちたくてしかたがなかったのですが
戦争がなかったので、打てませんでした。
この後、川で、勝手に魚をとる
狐が現れます。
お話の展開は、どんなものなのでしょうか。
作者の二見正直さんは、1978に福岡県に生まれました。
小学校の時に不登校になるが、それを乗り越えて明るい子ども時代を過ごしました。
1999年、ユリ・シュルヴィッツの絵本に出会い、魂を動かされ絵本を描き始めたのだそう。
この絵本は、デビュー作で、子どもから大人まで幅広い世代に楽しんでもらえる絵本作りを心がけているそうです。
彼の作品は、中国語、韓国語、カレン語、ラオス語、ミャンマー語に翻訳され、海外のこどもたちにも届けられています。