『おおきなて』 チェ・ドッキュ 作 申 明浩 訳 ひだまり舎
『おおきなて』
チェ・ドッキュ 作
申 明浩 訳
ひだまり舎
男性の眼鏡越しからも伝わる優しい視線の先には…。
大きな手が絵本のカバーになっていて、外すと可愛い赤ちゃんが表れます。
この赤ちゃんも男性の顔を見つめにっこりと笑っています。表紙だけでもホッとあたたかいものが伝わってきますが、時を超えた父と子の姿が一冊の絵本の中に描かれています。
『長い間ずっと胸の奥に秘めていたことを、いま、そっとひらきます。……』
作者のチェ・ドッキュさん自身がお父さんになり、お子さんの小さな手を握った時、世界のすべてを手に入れたような気持ちになった。とあとがきに。
2024年12月初版の絵本。