『ルンランルンラン』

PEIACO 作
出版社　世界文化社

とおくとおくの　あるむらの
うさぎのにわに　ののはなさいた
なまえもしらない　ののはなさいた
（本文より）


庭に咲いた野の花に、うさぎの心が躍りだし
ルンランルンラン　ルンランラン
のリズムにのって
その小さなしあわせは、どこまでも。そして出会っただれにでも、どんどん連鎖していきます。

絵本の帯には、
小さなしあわせはきっとどこまでもつながっていく。いつか遠く遠くのだれかにも、
そんな想いをルンランのリズムにのせて
この絵本を作りました、とあります。

ぺいさんとあこさんのお二人の絵本作家さんが描かれた絵本。お二人は小学校の同級生なのだそう。

リズミカルな文章で、読み聞かせも楽しくなりそう。可愛い挿し絵からふんわりと小さなしあわせ、伝わってきます。
2025年2月10日初版発行の新刊の絵本。
春の訪れも感じます。