『ローラ うまれてくる あなたへ』 ベネディクト・ゲティエ 作 ふしみみさを 訳 朔北社
『ローラ うまれてくる あなたへ』
ベネディクト・ゲティエ 作
ふしみみさを 訳
朔北社
パパはいつもローラにうたをうたってくれます。
ローラはパパのうたがだいすき。
パパはうたいます。ラーラ、ラーラ
でもローラにはローラ、ローラときこえます。…
(本文より)
おなかの中の赤ちゃんに向けて歌をうたうパパ。赤ちゃん誕生までのショートストーリー。
手のひらサイズの可愛い絵本です。
ローラはこの絵本の作者、ベネディクト氏のひとり娘で、この絵本が出版された2005年、当時ローラは小学生だったそう。20年の月日が流れてローラは今はもう20代後半くらいになっているのでしょうか。
おなかの中の赤ちゃんは、ママやパパの声をメロディやリズムのように聞いていて、生まれてから、おなかの中で聞いていたものと、まったく馴染みのないものの違いがわかるとも言われています。(諸説あると思いますが)
ちゃんと聞いているんですね。
生まれてくる赤ちゃんとママ。絵本からふたりを包み込むように楽しみに見守るパパの愛が伝わってきます。
¥1,100