『さくらいろのりゅう』 町田尚子 アリス館
『さくらいろのりゅう』
町田尚子
アリス館
むかしむかしあるところに
ひとりのむすめがいました。
むらのひとたちから 「やくにたたないこいしのようだ」といわれ、みなにコイシとよばれていました。
(本文より)
いつもひとりぼっちだったコイシ。
ある日山のきれいな泉で龍に出会います。
コイシに初めてできた友だちは龍でした。
コイシと「りゅう」の友情、欲深い人間の姿を描きます。
表紙の龍の桜色が春を感じます。ページを開くとまた美しい世界が広がっています。少し切ない物語ですが小さな子たちにも読んであげたくなるお話しです。
¥1,650