『まって!』 アントワネット・ポーティス 椎名かおる 訳 あすなろ書房
『まって!』
アントワネット・ポーティス
椎名かおる 訳
あすなろ書房
子どもの「まって!」に隠された
ささやかだけどステキなこと。
(絵本の帯文より)
お母さんは男の子の手を引いて、
「あら、おくれそう」
「いそがないと!」
「ほら、いくわよ」
と、とっても急いでいる様子。
男の子の好奇心は止まりません。
「まって!」と、お母さんに手をしっかり握られたまま足をとめ、目に留まるものに指をさしたり触れてみたり…
とっても楽しそう!
お母さんは子どもの待って!に、きっと待ってあげたいのだけれど時間がなくでどうしようもない様子。
でもラストは男の子を抱っこして、一緒にとーってもハッピーに。
ささやかだけどすてきなこと…
日常の中にたくさんあること、気づかせてくれます。