『ぼくとがっこう』 谷川俊太郎 文 はたこうしろう 絵 アリス館 26x22cm
『ぼくとがっこう』
谷川俊太郎 文
はたこうしろう 絵
アリス館
うちにいるとぼくはこども
ぼくはぼくでいられる
がっこうにいくとぼくはせいと
ぼくはおおぜいのなかのひとりになる
(本文より)
そう始まる物語。
谷川俊太郎さんの、短い文章が一場面に一文、
はたこうしろうさんの挿絵と一緒に
「ぼく」のストレートな気持ちが、
目に、耳に、
飛び込んでくる感じ。
がっこうはうちじゃない
せんせいはおかあさんじゃない
でもがっこうのうえにもそらがある
がっこうからうみがみえる
(本文より)
学校へ通うお子様はもちろん、
子ども達を家庭で受け止めるお母さん、お父さん、
そして先生方にも是非読んでいただきたい珠玉の一冊です。