『絵のすきなライオン』 ベニアミーノ・シドーティ作 ジャンルカ・フォリ絵 さとうななこ訳 ワールドライブラリー 22x27cm
『絵のすきなライオン』
ベニアミーノ・シドーティ作
ジャンルカ・フォリ絵
さとうななこ訳
ワールドライブラリー
「ライオンは、毎日、絵をたべました。
一日に100枚か、それよりもっとたくさんたべるのでした。…
そして食後のデザートに、小さな子たちが絵につけた、
いろんな色の指のあとをペロペロとなめました。…」
(本文より)
子どもたちの描いた絵がすきなライオンが、
お腹を空かせて人間を食べたくなるかもしれないと、
大人たちは子どもたちに
どんどん絵を描かせます。
子どもたちはたくさん絵を描かされて疲れてしまいますが、
ひとりの男の子がライオンに話しかけ、
本当の心を知ります。