『ぼくのりょこう』 はしもとひろひこ 朔北社 20x26cm
『ぼくのりょこう』
はしもと ひろひこ
朔北社
チーズケーキは、誰かに食べられて、
そこから、どうなっていくのか…
どんどん形を変えていきます。
「ぼく」は、最初、チーズケーキの絵から始まります。
読み進めていくと、「ぼく」はうんちになり…
誰かに踏まれたり、
雨に降られたり…。
「ぼく」は見えなくなったようでも
実は消えることなく、
また姿を現し
この世に何かの形で存在し続けます。
「ぼく」って一体…。
“ひさしぶり。またあえたね。“
食について、命について、
生きること…。
いろいろと感じ、
考えたくなる絵本です。