『ようせいたちのもり』(ちいさなゆびで) カブリエーレ・クリーマ作・絵 さとうななこ訳 ワールドライブラリー 20x19cm
『ようせいたちのもり』(ちいさなゆびで)
カブリエーレ・クリーマ作・絵
さとうななこ訳
ワールドライブラリー 20x19cm厚さ2cm
ちいさなゆびで、
いろいろなことができるんだよ。
ようせいのもりに
かくれているだれかをみつけたり、
あかいりんごをたくさんそだてたり、そらからゆきをふらせたり…。
(絵本裏表紙の文より)
表紙から、さっそく仕掛けがあり、
動かすと妖精たちでしょうか、チラッと姿を現します。
ページをめくると、そこは暗い森…
指1本で、横にスライドする仕掛けを動かすと、
お星さま、小鳥や、鹿などの動物たちが現れて、
ニコッと笑っています。
目を閉じていたフクロウさんもぱちっと目を開けます。
次のページは、大きな木があって
仕掛けを動かせば、真っ赤なりんごが実ります。
他にも、女の子の上に雪が降ってくる様子や、
弟の歯が生えたり…。
可愛いイラストと優しい語りかけが、心地よい。
子どもも大人も、仕掛けを動かして、
妖精たちの森の世界を楽しんででみてはいかがでしょうか。