ふゆごもりのまえに ジャン・ブレット 作 こうのすゆきこ 訳 福音館書店 22x26cm
『ふゆごもりのまえに』
ジャン・ブレット作
こうのすゆきこ訳
福音館書店
風が冷たくなり、木々の葉っぱが落ちると、
はりねずみのハリーは、
冬眠するため巣穴に向かいます。
でも、農場にいる動物たちは、
冬の素晴らしい出来事の数々を、
ハリーに教えてくれるのでした。
「もう、いいかげんにしてよ。
きょねんみたいに ふゆじゅう ねむっちゃうのは いやだ。
ぼくだって つららや ゆきだるまや
ひらひら ふってくる ゆきや こおった いけを
みてみたいよ。
すずのおとも きいてみたい」
と、ハリーは思います。
この絵本は、同じ作者の『ぼうし』(ほるぷ出版)の、
姉妹編にあたります。
はりねずみ、ハリーと
優しい少女リサ、
農場の動物たちの、
心温まる冬のお話です。