よくきたね 松野 正子 ぶん 鎌田 暢子 え 福音館書店 20x19cm
『よくきたね』0.1.2えほん
松野正子 ぶん
鎌田暢子 え
福音館書店
「おいで おいで ここまで おいで」
おかあさんいぬが こいぬを よんでいます。
「よくきたね いいこだね」
「おいで おいで こっちへ おいで」
おかあさんねこが こねこを よんでいます
「よくきた よくきた いいこ いいこ」…(本文より)
犬のおかあさん、
猫のおかあさんに続いて、
ぶた、くま、
そして人間の男の子のお母さんが、
「おいで おいで」と子どもを呼んで、
「いいこ いいこ よくきたね」
と言って抱きしめます。
単純な繰り返しの中から、
母から子への深い愛情と、
親子の絆を感じます。
母の優しさや、
赤ちゃんの独特な匂いも思い出させるような、
柔らかいタッチの絵。
ゆったりとした気持ちになります