ハッピーハンター ロジャー・デュボアザン さく 安藤紀子 やく ロクリン社 19x25cm
『ハッピーハンター』
ロジャー・デュボアザン さく
安藤紀子 やく
ロクリン社
秋になると、森の外れにある
ボビンさんの小さな家のそばを、
ハンターたちが通っていきます。
ハンターたちは、
大きな黄色い帽子に、
大きなコート、
大きな黒い編み上げ靴に、黄色の靴下、
大きな茶色いベルトを身につけ、
大きな磨き上げられた猟銃
を、持っていました。
まるで鎧兜に身を包んだ騎士のように。
それを見て、
「きっと最高だぞ」と
ボビンさんはパイプの煙を燻らせながら
考えました。
そして、
自分も同じ格好をして
狩りに出かけることにします。
何度も狩りに出かけ、
獲物になる動物たちに出会うのですが、
森の自然や生き物を愛する
心優しいボビンさんの狩りは、
果たして…。
ボビンさんを取り巻く森の生き物たち、
彼の暮らしぶりや人間味に
心温まる素敵な絵本です。