空の絵本 作・長田 弘 絵・荒井 良二 講談社 23x19cm
「空の絵本」
作・長田 弘
絵・荒井 良二
講談社
だん だだん
だんだん
雨はつよくなり
だんだん 青いいろが
灰いろになり
だんだん みどりいろが
灰いろになり
ふきぶり よこなぐり
だんだん つよくなってきて
…(本文より)
雨が降ってきて、だんだんと強くなっていく空の様子。
そして、だんだんと静かに、
雨の降りがいつしか遠くなっていき、やむ。
その後だんだん明るくなってきて…
夕日とそして、夜空。
“運命みたいにたたきつける“
雨
“またたき またたきながら
星たちは ものがたりを話しだす“
大雨の後の夜空の星たちのこと…
“うさぎが ぴょん
かがやく月のなかに とびこんで“
素敵な絵も勿論ですが、
心惹かれる言葉との出会いがあります。