バスにのって 荒井 良二 偕成社 23x24cm
「バスにのって」
荒井良二
偕成社
バスを待っているひとと、
流れていく時間。
ラジオから流れる、
初めて聞くリズム、
「トントンパットン トンパットン」
まだ バスは きません。
おおきなバスが通り過ぎ、
自転車に乗った人が通り過ぎ。
やがて、やっとバスは来ました、が…!
バスをただじっと待つのもいいな…。
荒井良二さんの世界に、ハマります。
『すこしまちましたが
バスにのるのは
やめました。』
『ぼくは
あるいて とおくへ
いくことにしました』
待つのも待たないのも、
歩くのも歩かないのも、
広い砂漠の真ん中で、
全てをゆったりと包み込んでくれるような、そんな絵本です。