うんがにおちたうし フィリス・クラシロフスキー 作 ピーター・スパイアー 絵 みなみもと ちか 訳 21x25cm
「うんがにおちたうし」
フィリス・クラシロフスキー 作
ピーター・スパイアー 絵
みなみもと ちか 訳
ポプラ社
ヘンドリカは、
ふしあわせなうしでした。
みわたすかぎり、ひらべったい、
オランダのはたけのなかで
くらしていました。
夏じゅう ずっと 草をたべ、
冬じゅう ずっと まぐさをたべ、
夏も 冬も、たべづくめでした。
(本文より)
ヘンドリカはたくさん食べさせてくれる、
おじさんのことが好きでした。
おじさんを喜ばせてあげようと、
一生懸命食べました。
でも楽しくはなかったのです。…
大きなお目目が可愛らしいヘンドリカ。
その表情は楽しそうに見えるのですが…
さてどんなストーリーが始まるのでしょう。
オランダの運河沿いの風景が
美しく描かれている
素敵な絵本です。