チョコレートをたべたさかな さく・え みやざき ひろかず/ BL出版 20×18cm
「さかなってものは、なかなかいいものだ。」
みずの中を自由に ゆらゆら すいすい
釣りばりにきをつけて、
あみをくぐり抜けてさえいれば
どこへいくのも自由。
さかなのぼくはずっとそう思ってきた。
だけどある時から、変わってしまった。
少年が落とした茶色のカケラ…
そのカケラがあまりに美味しくて。
甘くてほろ苦いそのカケラに
心をうばわれ、いつしかそのカケラを待つようになった。…
作者の紹介を写真3枚目に
あとがきより掲載いたしました。