しんせつなともだち ファン・イーチュン 作/ 君島 久子 訳/ 村山 知義 画/ こどものとも絵本 福音館書店 20×26cm
『しんせつなともだち』
ファン・イーチュン 作
君島 久子 訳 村山 知義 画
こどものとも絵本 福音館書店 20×26cm
ゆきが たくさん ふって、のも やまも すっかり
まっしろに なりました。
こうさぎは たべるものがなくなってしまいました。
そこで、たべものをさがしに でかけていきました。(本文より)
こうさぎは、そのあと、かぶを2つ見つけ、ひとつは残します。
雪がたくさん降ったから、ろばさんもきっと
食べ物がないでしょう、
このかぶを持っていってあげましょうと
考えるのでした。
ところが、ろばの家に行ってみると、ろばはいません。
留守でしたので、かぶはそっと置いていきました。…
寒い雪の日の、心温まるお話しです。
動物たちの、ともだちを思いやる
優しい心を感じます。
写真10枚目に、作者の紹介をあとがきより
掲載いたしました。