『ひびけわたしのうたごえ』
　カロライン・ウッドワード　文　　
　ジュリー・モースタッド　絵　　
　むらかみ　みえ　訳　
　福音館書店　　

「わたしが　6さいだったころ、
ながい　ながい　みちのりを　
あるいて　がっこうへ　かよった　」
（本文より）

まだ暗い冬の朝、
暖かい家を一歩出た時の
冷たい冬の感覚が
じわーっと伝わってきます。

歩いて森の雪の中を、
スクールバスに乗り学校へ行く女の子。

長い道中、
女の子が
不安を吹き飛ばすために
したこととは…。


「この絵本に触れた読者の人生の節目節目で、
この物語を思い出し、
前を向いて歩いていく応援歌として
とらえてくれたら嬉しいです。」…
（絵本のカバーに書かれてあるお言葉より）

この絵本は2021年2月15日に福音館書店より発行されました。

カナダの少女のお話ですが、
すぐそばにいる日本の子どもたちも共感できる感覚、
身近に感じるすてきなお話です。