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2020/07/09 12:05
浦島太郎、そう誰もが知っているあの、「うらしまたろう」の物語です。
松谷みよこさん文、いわさきちひろさん絵 のお二人のタッグ、
こんなに贅沢な一冊、ページを開いてみると
お上品なふんわりとした淡いタッチのイラストが目に飛び込んできます。
浦島太郎は、なぜ箱を開けてしまったのだろう・・
とか、箱を開けなかったら、どうなっていたの?
とか、物語に触れた幼い頃に考えていたことが、蘇ってきます。
優しい雰囲気の文章とふんわりタッチのイラストにも引き込まれ・・
乙姫さまに、帰らないでと言われて帰った場所はすっかり時が経っていて、
もう一度戻りたいと思った竜宮城には、もう戻れず。
こんなに切ないお話だったんですね。
あらためて、名作を感じるお勧めの絵本です。
暮らしのなかに
そっと絵本を(^○^)
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