『ちいさな木』 角野栄子 作 佐竹美保 絵 出版社 偕成社
『ちいさな木』
角野栄子 作
佐竹美保 絵
出版社 偕成社
出版社さんの紹介文より
町はずれの寂しい道に、ポツンと1本の木が生えていました。もう何年もそこにいましたが、ずっと小さいままでした。あるとき、1匹のみすぼらしい犬がやってきました。「ぼく、家出したんだよ。これから、じぶんのすきなところへ行くんだ。きみも、いっしょに行こうよ」。そういわれた木は、初めて根っこを「よっこらしょ」と土から引き抜いてみました。すると、なんと歩けるようになったのです! さあ、ここではないどこか、「じぶんがすきなところ」をもとめて、冒険の旅に出発です!…
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まさか木が歩くなんて!…と思いましたが、小さな木のキッコは、犬のゴッチに、「やってみなくちゃわからない」と言われて根っこを引き抜き、一歩一歩、足踏みしながら、ふたりは歩き始めます。
むかしむかしの物語だと思うと、そうでもないようです。犬の来た道の向こうには大きなビルがそびえたつ都会の景色が見えます。
犬のゴッチはスタン スタン スタン
小さな木の キッコはイッポ イッポ イッポ
「じぶんのすきなところへいきたい」と言ったゴッチの強い意志が印象的。大人にもお子様にもお勧めです。内容の深さを感じるお話。
2023年11月発行の作品です。
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