『プレゼント』 ボブ・ギル 作 アーサー・ビナード 訳 ほるぷ出版
『プレゼント』
ボブ・ギル 作
アーサー・ビナード 訳
ほるぷ出版
これは、アーサーという男の子のお話。
ある日ちょっぴりひまだったアーサーは、両親の部屋に忍び込んで、お父さんのクローゼットをのぞいてみます。
すると、棚の上に赤いリボンのついた、青い星の柄のつつみがみの箱を見つけました。
誕生日が二週間後にやってくるアーサーは、自分へのバースデープレゼントだと思い、何が入っているのか?アーサーの想像力は、次から次へと箱の中身への思いを膨らませます。
それから毎日こっそりクローゼットをのぞいて、箱がまだあるかどうか確かめたりしていたアーサーですが、いよいよ明日が誕生日という日がやってきて……。
「たべたりんごよりも、
あたえたリンゴのほうが、
あとあじがいい」
(古くからの言い伝え)本文最初の文より