『かぞえる』 作・楠田枝里子 画・飯野和好 復刊ドットコム
『かぞえる』
作・楠田枝里子
画・飯野和好
復刊ドットコム
数でかぞえられるものとかぞえられないもの。
かぞえられないものの中にも色々あって、多すぎてかぞえられないものと塊になっていてカウントできないもの。そして、目に見えないものも。
かぞえるのが早ければ、
数が多ければいい、というわけではなく、かぞえる人の心も大切。と、
普段忘れてしまいがちな大切なことを沢山教えてくれる深い絵本。
「ぼくのおかあさんもひとりだけで
おとうさんのぶんも
きょうだいのぶんも
ぜんぶひきうける。
やさしいおかあさんのこころも
かぞえられないんだ。」
「むげんのほしをみてごらん。
ひろいうちゅうに
たったひとつのちきゅう
たったひとりのぼく。」
(本文より抜粋)
シリーズ五感のえほんの中の一冊。
素敵な一冊です。