『こねことコート』 いわたきよみ みらいパブリッシング 26x18cm
『こねことコート』
いわたきよみ
みらいパブリッシング
猫の親子が仲良く暮らしています。
ある秋の日、お母さん猫は、
子猫にコートを買ってあげようと、
町の洋服屋さんへふたりで(2匹で)出掛けていきます。…
そして子猫にはまだ少し大きすぎるコートを。
そんなふうにお話は始まります。
タイトルから、一見、冬のお話のように思えますが、
それだけにとどまらず、人生、時の流れ、変わっていくもの、こと…
とても深いお話。
“毎日がいっしょうけんめいで、
飛ぶように時間がながれていたのです。“
“すべてが、うつり変わっていくんだな。
変わらないものなんて、
なにひとつこの世にはないんだ。…“
“そして、そう思っているぼくだって
変わってゆくんだ。“
絵本作家のいわたきよみさんは、岐阜県在住。
ご自身も黒猫を飼っていて、猫とコーヒーをこよなく愛している…と
作者のご紹介文に書いてあります。