『いただきますレストラン』
　えとぶん　ひだのかな代　　
　みらいパブリッシング　


「おきあみさん　いらっしゃい　いまなら　しんせんなプランクトン　たべほうだいよ」

「そりゃうれしい　はいろうよ　はいろうよ」
（本文より）

灯りに誘われやってきた、
お腹をすかせたおきあみ達。
レストランと書かれた看板の場所に入って行くと…
中にいたイカが色とりどりのプランクトンを勧めてくれて。
夢中で食べはじめました。

“食べる“ということ、食物連鎖を
海の生き物達が分かりやすく教えてくれています。

表紙のイカが持っている看板には
「えいぎょうちゅう」とあります。

そう、生き物達は、
生きることにいつも営業中。
美味しいものを食べて、飲んで、
その後はぐっすり眠る…の繰り返し。

面白さの中にも自然界で
命は生き、生かされていると感じる素敵な絵本。