ゆき ユリ・シュルヴィッツ さくま ゆみこ 訳 あすなろ書房 24x26cm
灰色の空から
ひとひらの雪が舞い降りてきて、
物語は始まります。
男の子は、雪が降っているよ と言います。
黒髭のおじいさんは、これっぽちじゃ降ってるとは言えんよ
と言います。
ひとひら…もうひとひらと
雪が舞い降りてきて
その度に、男の子とおじさんやおばさんのやりとりが続きます。
ちらちらおどって
くるくるまわって・・・
男の子がゆきを楽しみ、喜ぶ
感性の豊かさが伝わってきます。
やがて町中が、真っ白に輝きます。