しろくまくんのクリスマス H・スティックランド 作 P・スティックランド 絵 もき かずこ 訳 金の星社 31x27cm
クリスマスイヴのこと、小さなしろくまくんは誰かに呼ばれたような気がして
目を覚ましました。
「ぼくをよんだのはだあれ?」
しろくまくんは雪のはらに
ぽっかりとあいた穴を見つけ、覗き込みました。
覗いたとたん、しろくまくんは
穴に落っこちて
どんどん下へ落ちていきました。
どすん!
落ちたところは、暖かくて気持ちのいい
部屋でした。
「やあ、しろくまくん、よくきてくれたね!」と
白い髭のおじさんがニコニコ笑っていました。